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あけましておめでとうございます 新年のご挨拶

JA新潟中央会
代表理事会長 伊藤 能徳

 

 あけましておめでとうございます。JAグループ新潟を代表して、新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年は、コロナウイルス感染拡大下における業務対応、生産資材価格の高騰、8月の県北地域の豪雨災害など様々な出来事がありました。引き続き、諸課題に対応し、組合員・地域を支え続ける取り組みを進めてまいります。

 令和5年度は、第39回JA新潟県大会決議実践2年目となることから、決議事項である「持続可能な農業の実現」「豊かでくらしやすい地域づくりへの貢献」「不断の自己改革の実践を支える組織・経営基盤の強化」に向けて本県JAグループが一丸となって着実な実践に取り組んでまいります。

 農業・農村の発展を図る政策実現に向けた取り組みに関連し、現在、政府・与党では「食料・農業・農村基本法の見直し」に向けて検討しており、法改正案を令和5年度中に国会に提出することを視野に、6月を目途に食料・農業・農村政策の新たな展開方向をとりまとめるとしています。

 基本法制定後20年以上が経過し、担い手の減少・高齢化や食料安定供給リスクの拡大など食料・農業・農村をめぐる情勢が大きく変化するなかで、食料安全保障の強化や生産基盤の維持・拡大など、今後数十年にわたる農業政策を方向付ける極めて重要な課題であるため、JA全中等と連携しJAグループの意見反映を行ってまいります。

 また、肥料・飼料をはじめとする生産資材の高騰・高止まりについては、国等による支援措置が講じられていますが、今後の動向を注視し、必要な対応を行ってまいります。

 さらに、「国民が必要として消費する食料は、できるだけその国で生産する」とした「国消国産」や適正な農畜産物の価格形成に向けた国民理解醸成を図る取り組みを全国のJAグループを挙げて進めてまいります。

 結びに、生産者・組合員、地域の皆さま並びにJAの役職員の皆さまにとって、新しい年が希望に満ちた飛躍の年となりますよう、祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。

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