JA新潟中央会
代表理事会長 伊藤 能徳
明けましておめでとうございます。JAグループ新潟を代表して、新年のご挨拶を申し上げます。
私たちは、昨年11月に「組合員と歩む農業・地域・JAの未来づくり~組合員・地域を支え続けるJAをめざして~」をテーマにした第39回JA新潟県大会を開催し、これからの3年間において、すべてのJAが取り組み、確実に成果を上げることを基本とした重点取り組み事項を決議しました。
重点取り組み事項の実践を通じて、10年後のめざす姿である「持続可能な農業の実現」「豊かでくらしやすい地域づくりへの貢献」「不断の自己改革の実践を支える組織・経営基盤の強化」を実現するための取り組みを進めてまいります。
特に本年は、大会決議実践初年度として、コロナ禍など様々な環境変化に対応しながらも、組合員はじめ地域にとって、なくてはならない存在であり続けるため、地域の実情に応じた具体策を着実に実践してまいります。
水田農業対策については、昨年暮れに、本県全体の生産目標並びに市町村別目安が示されました。前年産からの3.2%の削減につきましては、国の需要見通しをはじめ本県の需要量や在庫量等を踏まえたものとして設定されました。米価の安定、農家所得の向上に向け、令和4年産も、作付け転換等により、需要に応じた生産に取り組んでまいります。
結びに、生産者・組合員、地域の皆さま並びにJAの役職員の皆さまにとって、新しい年が希望に満ちた飛躍の年となりますよう、祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。