念頭あいさつ
JA新潟中央会
代表理事会長 今井 長司
明けましておめでとうございます。JAグループ新潟を代表して、新年のご挨拶を申し上げます。
本年は、「組合員とともに紡ぐ明日の農業・地域・JA」をテーマにした第38回JA新潟県大会決議の実践2年目となり、これまでの取り組みを加速し、充実させて参ります。
現在、日本の食料自給率(カロリーベース)は37%と、過去最低となっています。また、本日、日米貿易協定が発効し、日本農業はかつてない自由化の時代を迎えました。
私たちは、国内農業の持続的な発展を目指し、「食料・農業・農村基本計画」や国際貿易拡大に伴う影響を注視していきます。
消費者の支持のもとで、食料安全保障の確立を求め、農業振興と地産地消の取り組みをすすめることは、飢餓、健康、働きがい、生産・消費、気候変動などのSDGs(持続可能な開発目標)の課題解決につながると確信しております。
今後もJAグループ新潟は、自己改革の3つの基本目標である「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」「地域の活性化」について、JAの総合事業の力で持続可能な農業を支え、豊かでくらしやすい地域社会の実現をめざします。
組合員と役職員が一丸となり、目に見える成果を上げられるよう努める所存です。
結びに、組合員、地域の皆さま、そしてJA役職員の方々にとって、新しい年が希望に満ちた飛躍の年となりますようにご祈念申しあげ、年頭のご挨拶といたします。