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初の合同新採着任前研修 交流深め将来像模索 
JAえちご上越とJAみなみ魚沼

【えちご上越】JAえちご上越とJAみなみ魚沼は4月上旬の2日間、初めての試みとして、合同で新採用職員着任前研修を行った。両JAは若手職員の育成策について課題を共有している。JA間交流の一環で今回の合同研修が実現。新採用職員らは「目指すJA職員」をテーマにしたグループワークや調理実習で交流を深めた。

 JAえちご上越の2024年度新採用職員4人は1日の入組式後から30日まで、職員として必要な知識やマナー、応対技能などを身に付ける着任前研修を受けている。JA事業全般を経験して総合事業への理解を深める実地研修や、農家から直接指導を受ける農業実習も行っている。

 合同研修はビジネスマナー研修や食育講座の座学に加え、「目指すJA職員」をテーマにしたグループワークや調理実習もあった。グループワークでは「どのようなJA職員になりたいか」について意見を出し合い、ホワイトボードに書き出した。

 それぞれの“目指すJA職員”を共有した新採用職員らは「親しみやすく、積極的に挑戦し、学び続けるJA職員を目指したい」「行動力があり、地域の方に寄り添い、信頼されるJA職員を目指す」などと、意気込みを語った。

 JAえちご上越人事教育課の土田満課長は「この研修で学んだ内容を今後の業務に生かし、信頼される職員になってほしい」と期待した。

 

写真説明=野菜の旬について学ぶ新採用職員(新潟県上越市で) 

R6.4.17 日本農業新聞掲載記事

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