６食堂で県産メニュー　５日まで　新潟市中央卸売市場
とろけるうまさ味わって　ＪＡ新潟市産「木崎やきなす」

　【新潟市】新潟市中央卸売市場（新潟市江南区）内にある食堂６店舗で、ＪＡ新潟市管内産「木崎やきなす」と、県産本マグロを味わえる特別メニューを毎週金・土曜日限定で提供中だ。５日まで。

　市場と食堂が連携し、県内の農水産物を来場者にＰＲし、消費拡大につなげるのが目的。「木崎やきなす」は大きいもので長さ約３０センチ、重さ３００グラム以上になる県内最大級のナス。同市北区木崎地区の数戸だけが栽培する。焼くことで実が締まり、とろけるような柔らかさと、みずみずしさが特徴だ。

　毎朝仕入れる鮮魚と野菜を使った丼や定食が人気の中央食堂は、「焼きなす」（３００円）を提供。２００度で８分間、一気に焼き上げて皮を丁寧に取り除き、仕上げにだしをかけてうま味を閉じ込めている。とろっとした食感と「木崎やきなす」の甘味を感じられる。

　食堂の一般利用は８時からで、閉店時間は店ごとに異なる。期間中は店先に「あります」「売り切れ」の印として、のぼりを設置。入荷状況により提供できない場合もある。

 

 

写真説明＝「佐渡本まぐろ入り特上刺身丼」と「焼きなす」（新潟市江南区で）

R7.7.1　日本農業新聞掲載記事

ＪＡ新潟市