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大玉スイカ本格化 新選果機 品質一層そろう
JA新潟市南浜部会

 【新潟市】JA新潟市南浜すいか部会で、大玉スイカの出荷が本格化している。30戸が約7ヘクタールに作付けをし、7月中旬まで作型を変えながら約5万玉を出荷する予定だ。

 新潟市北区のJA北部営農センター南浜選果場で開いた目合わせ会には、生産者とJA職員、市場関係者ら30人が参加した。

 生産者6人が大玉品種「祭ばやし」のサンプルを持ち寄り、同センターの職員が切って中心と皮際の糖度を測定。糖度測定の結果や果実の色合いを加味し、着果からの日数を踏まえて出荷日を決定した。

 同選果場は昨秋、新しい選果機を導入した。切らずに空洞と糖度が数値で分かるため、より品質のそろったスイカの出荷につながっている。新選果機の機能や利点、注意点などを全員で共有し、高品質なスイカの出荷に向けて意志を統一した。

 阿部浩行部会長は「新しい選果機をこの大玉品種に使うのは初めて。収穫日数に気を付けながら、高品質のスイカを消費者に届けられるように頑張ろう」と呼びかけた。

 

 

写真説明=大玉スイカ「祭ばやし」の出来を確認する阿部部会長(右)(新潟市北区で)

R7.6.24 日本農業新聞掲載記事

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