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小玉スイカ 着果良好
JA新潟かがやき 試し切り会

 【新潟かがやき】JA新潟かがやきは5月下旬、新潟市西蒲区のJA角田園芸センターで、ハウス栽培の小玉スイカ試し切り会を開いた。出荷開始に向けて試し切りで熟度を判定し、生育状況や販売情勢、出荷方法を確認。参加者全員で味や香り、食感などを確かめ、着果から29日をハウスでの試し切り日とした。

 生産者やJA担当者、JA全農にいがた、巻農業普及指導センター、市場関係者ら12人が参加。収穫間際の「スウィートキッズ」2玉を用意し、JA担当者が重量や果実中心部と種際の糖度を測定した。

 巻農業普及指導センターは「3、4月は日ごとの寒暖差が大きく、3月下旬から4月中旬は平年と比べて日照が少なかった。風の強い日も多く、初期生育にばらつきが見られた」と振り返った。しかし、結果として「交配のピーク時期は天候に恵まれ、着果はおおむね良好となった」と報告。収穫前のかん水管理とハウス内気温管理の徹底を呼びかけた。

 角田園芸センターで小玉スイカを担当する篠澤和志営農指導員によると、2025年産は、46戸が19ヘクタールで栽培(うちハウス栽培は7戸1・1ヘクタール)。ハウス栽培から出荷が始まり、トンネル、露地栽培へと続く。「巻こだますいか」(品種「ひとりじめ」「スウィートキッズ」)、「黄小玉」「ひとりじめBonBon」(黒小玉)の3銘柄を、県内の3市場と県外市場に出荷する。

 

 

写真説明=熟度を判定するため、試し切りをするJA職員(新潟市西蒲区で)

R7.6.5 日本農業新聞掲載記事

JA新潟かがやき

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