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チューリップ本番へ 出荷135万本見込む
JA新潟かがやき

 【新潟かがやき】JA新潟かがやき管内の新潟市西区黒埼地区では2月下旬から3月の卒業式・卒園式のシーズンに、チューリップ切り花の出荷最盛期を迎え、需要が高まる。JAは4月上旬までに約135万本の出荷を予定。予約相対取引で販売の安定を目指す。

 24日には、新潟市西区の黒埼園芸センターで目合わせ会を開いた。生産者やJA職員ら15人が参加した。

 同センターの担当者が、月別販売実績と出荷や鮮度保持処理方法を説明。品種ごとの花の咲き具合の推移が分かる写真の資料を配布し、高品質出荷に向けて出荷時期に応じた花の開き具合(切り前)の徹底を呼びかけた。

 その後、色とりどりのチューリップを並べ、参加者全員で花、茎、葉のバランスや切り前を確認した。

 夏の猛暑の影響などで、1月半ばまでは他品目の品薄感から高単価が続いた。

 同JA越後中央切花協議会チューリップ切花部会の加藤喜一郎部会長は「多種多様な品種がある。家の中でも玄関など涼しい場所に飾って、気温により花が開いたり閉じたりする様子も見ながら長く楽しんでほしい」とアピールした。

・切り花展示会3月4日まで

 同協議会は3月4日の午後1時まで、新潟市西区役所庁舎と黒埼市民会館で「黒埼地区切花展示会」を開いている。

 黒埼地区の切り花を展示。来場者へのアンケートで消費動向や品種構成を探り、今後の生産計画に役立てる。

写真説明=箱詰めされた黒埼産のチューリップ

 


写真説明=チューリップの出荷基準を確認する生産者ら(新潟市西区で)

 

R7.2.28 日本農業新聞掲載記事

JA新潟かがやき

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