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DXで省力化、生産性向上 ザルビオ習熟し現場へ 
営農職員が研修 JAえちご中越

【えちご中越】JAえちご中越営農経済部のDX推進チームは2月中旬の2日間、営農支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」のJA職員向け説明会を開いた。稲作指導員や農機担当者ら約70人が参加。JA管内のスマート農業の普及拡大に向け、操作方法などを学んだ。

 同チームは2024年2月に発足した。JA管内では生産者の高齢化や、担い手の作業負担の増大が最重要課題だ。大規模経営体で急速に進むスマート農業の普及に合わせ、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用して省力化や生産性、品質の向上を目指す。

 今年は、管内全域へのザルビオの普及推進を強化する。その第一歩として各地域の担当職員が知識を深め、生産者へ機能や役割を的確に紹介するため説明会を企画した。

 三条市のJAあぐりセンターいちい店で開いた説明会には、36人が参加。JAのDXチームとJA全農にいがたの担当者が講師を務めた。

 参加者は圃場(ほじょう)登録などの機能と操作方法を学び、今後の活用方法について積極的に質問をしていた。後半は、全農の営農支援システム「Z―GIS」についても説明。ザルビオとの連携機能の活用方法を紹介した。

 DX推進チームで農政企画課の長谷川貴宏係長は「ザルビオフィールドマネージャーなどのデジタル技術を積極的に活用し、営農指導力の強化と担い手農業者との連携をさらに深めたい」と話した。

 

写真説明=圃場登録の操作を学ぶ参加者(新潟県三条市で) 

R7.2.27 日本農業新聞掲載記事

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