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新潟かがやきオーダー品 一般銘柄化
水稲一発元肥に新顔 15キロ袋で供給
JA全農にいがたちょい楽シリーズ

 【新潟かがやき】JA全農にいがたは2025年作用から、15キロ袋の水稲一発元肥「ちょい楽シリーズ(早生用・コシヒカリ用・晩生用)」の取り扱いを始めた。このうち早生用は、JA新潟かがやき横越アグリセンター(新潟市江南区)で地域限定のオーダーメード肥料として供給していたものを、一般銘柄化した。生産者のニーズに沿った商品の提供を目指す。

 JA横越アグリセンターは、JA肥料から他メーカーの軽量肥料に切り替えた生産者がいたことを踏まえてJA全農にいがた、新潟農業普及指導センターと協議。その上で、22年に15キロ袋の水稲一発元肥の供給を始めた。生産者からの評判は良く、他メーカーから再びJA肥料に切り替えた人もいる。

 多くの肥料が20キロ袋である一方、「ちょい楽シリーズ」は高成分で軽量の“ちょっと楽に持ち運びできる”全量元肥一発タイプの肥料だ。被覆窒素肥料を含むことで、穂肥(1、2回目)までを元肥で施用できる。

 袋の大きさも20キロ入りと比べて小さいため、数を多く保管できることも利点となっている。

 同センター担当の後藤大介さんは「他メーカーに先を越されているのを感じる。JAの商品を使い続けてもらうため、生産者ニーズに沿った商品を関係各所と協力して提供し続けなければならない」と気を引き締める。

 

写真説明=「ちょい楽早生用一発元肥」をアピールする後藤さん(新潟市江南区で)

 

R6.12.19 日本農業新聞掲載記事

JA新潟かがやき

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