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KIDSシェフ、地元食文化学ぶ
新潟市立両川小学校

 【新潟市】(株)ヤヨイサンフーズと一般社団法人国際食文化交流協会は10月下旬、新潟市立両川小学校で「KIDS-シェフ」の授業を開いた。世界的に有名な三國清三シェフが講師となり、味覚の講義や、児童が考案した地元食材を使ったコース料理の調理などを通じて、食の楽しさや地元の食文化の素晴らしさについて理解を深めた。

 授業は、三國シェフによる味覚の講義からスタート。その後、同校の5、6年生が約1年かけて、この授業のために考案した食用菊「かきのもと」、ブランド豚「越後もち豚」、江南区産のブドウ「マイハート」などを使ったメニューを、五つの班に分かれて仕上げた。調理ではシェフから指導を受ける場面もあった。

 出来上がった料理はシェフと一緒に試食して講評を受けた。最後に修了証が児童たちに手渡された。平野蘭馬さん(12)は「プロのシェフが来て、とても緊張した。自分たちで作った料理がおいしかったので、家でも作ってみたい」と話した。

 授業に向けて、ブドウ「シャインマスカット」「マイハート」を提供した江南区の堀川諭さん(31)は「子どもたちが楽しそうに調理して食べる姿を見て、栽培へのやりがいを感じた」と話した。

 

写真説明=試食をする児童と三國シェフ(左から2人目)(新潟市江南区で)

写真説明=肉料理「肉と梨のコラボ 両川産のフルーツをそえて」(同)

 

R6.11.10 日本農業新聞掲載記事

JA新潟市

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