【新潟市】新潟市江南区のJA新潟市両川果樹生産組合で、日本梨の共選出荷が盛んだ。現在は「南水」「あきづき」が出荷のピークを迎えている。出荷は品種をリレーしながら、12月下旬まで続く。
同組合は、60人が約15ヘクタールで日本梨を栽培する。8月上旬の「幸水」から出荷が始まり、「二十世紀」「豊水」「南水」「あきづき」「新高」「新興」と品種をリレーする。
広域なし選果場「梨の実館(ありのみかん)」では9月中旬、パート職員ら35人が、旬の「南水」と「あきづき」の選果・出荷作業に追われた。梨は糖度と実の色、傷の有無などで特秀、秀、優、良の4段階に分ける。
パート職員による選果後、ベルトコンベヤ-に流された梨は、センサーで自動的に糖度、大きさで分別、10キロ入りの段ボール箱に詰める。JA南部営農センターの武藤輝行営農指導員は「農家が大切に育てたおいしい梨を多くの人に食べてもらいたい」と呼びかけた。
写真説明=選果作業に追われるパート職員ら(新潟市江南区で)
R6.9.29 日本農業新聞掲載記事
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