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年越しへ準備大忙し 新潟

・「こがねもち」切り餅や鏡餅に JA新潟かがやき

 【新潟かがやき】阿賀野市にあるJA新潟かがやきささかみもち加工所で、正月を前に餅の製造が最盛期を迎えている。10月末から製造を始め、20日ごろまで続く。約20人が作業に当たっている。

 保存料や添加物は使わず、笹神地区で栽培したもち米「こがねもち」だけを使い、水分を抑えた昔ながらのきねつき餅。こしが強くて味わいが深く、煮崩れしにくいのが特徴だ。

 切り餅は「白もち」「草もち」「豆もち」「うすきりもち」があり、鏡餅も製造している。切り餅は3万パック、鏡餅は大、中、小の計8000個の製造を予定している。

 JAオンラインショップの他、JAささかみアグリセンター窓口でも購入できる。

 同センターの唐橋佑来係長は「県外からも毎年購入者がいる。自然豊かな五頭連峰の麓で育ったもち米を、丁寧に製造している」と好評の理由を話す。

 食糧管理法による国の管理があった1982年、加工品として北多摩生活協同組合(現・生活協同組合パルシステム東京)に産地から直接販売するため、もち加工場を建設。産地直送や6次産業化の先駆けとして餅製造が始まった。

写真説明=出荷に向けて餅を検品する作業員(新潟県阿賀野市で)

R5.12.13 日本農業新聞掲載記事

JA新潟かがやき

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