【新潟市】JA新潟市は18日、新潟市北区の同JA豊栄カントリーエレベーター(CE)で、2023年産CE米品位認定会を開いた。CEで荷受けした「コシヒカリ」「こしいぶき」「トドロキワセ」の3品種を自主確認するため、貯蔵瓶ごとにサンプルを抜き取り分析・目視した。本年産は記録的な高温少雨の影響で、「こしいぶき」「トドロキワセ」が全量2等、「コシヒカリ」が全量3等という厳しい結果となった。
JA役職員やCE利用者協議会会員、農産物検査員ら26人が参加した。
今年のCE荷受け作業期間は、8月25日から10月3日まで。総荷受け生もみ重量は「コシヒカリ」2207・9トン、「こしいぶき」958・1トン、「トドロキワセ」358・5トンの計3524・5トン。前年比95・7%、利用率は74・5%となった。
JAの石山徳行組合長は「梅雨明けからの猛暑で、今年産は未熟米が多く散見され、非常に厳しい年となったが、無事に荷受けを終えられた。CE利用率は昨年に比べて、やや増えている。利用してもらい感謝している」と話した。
写真説明=米のサンプルを確認する参加者(新潟市北区で)
R5.10.24 日本農業新聞掲載記事
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