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抑制スイカ糖度十分 出荷規格などを確認 JA新潟市南浜部会

 【新潟市】JA新潟市南浜すいか部会は9月上旬、新潟市北区のJA北部営農センター南浜選果場で抑制スイカの出荷目合わせ会を開いた。生産者とJA職員ら18人が参加。生育状況や市場動向、出荷規格などを確認した。9月下旬までに約3300ケースを出荷する予定だ。

 抑制スイカは、通常の夏スイカと収穫時期をずらすために、接ぎ木ではなく種から育てるのが特徴。同部会は3年前から栽培を始め、年々生産量を増やしてきた。今年は14戸が93アールに作付けている。

 目合わせ会では、生産者が品種「羅王ザ・スウィート」のサンプルを持ち寄り、JA職員が糖度を測定した。サンプル6玉が出荷基準である糖度11以上あるかを確認した。

 松田勝己部会長は「今年は例年にない猛暑となり、水管理が大変だったが、糖度は十分な仕上がり。昼と夜の温度差が大きくなるこの時期のスイカは甘味が強くておいしい。ぜひ多くの人に食べてもらいたい」と話した。

写真説=試し切りをし、糖度を確認する参加者(新潟市北区で)

R5.9.17 日本農業新聞掲載記事

JA新潟市

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