【新潟市】JA新潟市は1日と4日、新潟市東区の本店と北区の豊栄倉庫で、2023年産米初検査式と目合わせ会を開いた。JAは、各低温倉庫やカントリーエレベーターなど5カ所での検査体制を整え、10月上旬までに出荷契約をした29万4100俵(1俵60キロ換算)の検査を見込む。
JA役職員と新潟県農産物検査協会などが参加。初日は早生品種の加工米や酒造好適米、水田活用米穀の紙袋とフレコンバッグを合わせて、約1万8780俵を検査した。
本店の検査場には18人が出席。JAの石山徳行組合長は「今年も米の検査が始まった。1カ月の長丁場だが、最後までけがや事故のないようにお互い気を配りながら検査をしてほしい」と呼びかけた。
JA営農経済部の山崎俊文部長は「今年産は、例年になく高温障害の影響を受けた。格付けに苦労すると思うが、検査員同士で声かけをしながら適正に検査をしてほしい」と話した。
写真説明=「五百万石」を検査する検査員ら(新潟市東区で)
R5.9.9 日本農業新聞掲載記事
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