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酒米 「五百万石」を稲刈り 例年より2、3日早く
JA越後おぢや

 【越後おぢや】JA越後おぢや管内で、酒造好適米「五百万石」の収穫が始まった。小千谷市の谷風正樹さん(33)は8月中・下旬の2日間で、2ヘクタールを刈り取った。

 「五百万石」の収穫時期は例年に比べて2、3日早い。梅雨明け後に高温が続き、一部では水不足の影響も出ている。平年より高温の日が続くため、他品種も収穫適期が早くなることが予想される。

 谷風さんは「今までにない暑さで胴割れが心配だ。適切な乾燥作業をして、良い品質の米を出荷したい」と話した。

 JA米穀販売課の諏訪部友宏係長は「異常高温、多照が今後も続く見込みだ。出穂期25日後以降も可能な限り飽水管理を継続し、根の活力を維持してほしい」と話した。

 同市の主要銘柄「コシヒカリ」は例年、9月中旬に収穫最盛期を迎える。JAは、稲作情報メールの配信などで適期収穫を呼びかけていく。

写真説明=「五百万石」を収穫する谷風さん(新潟県小千谷市で)

R5.8.26 日本農業新聞掲載記事

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