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「えんだま」出荷本番 6品種をリレー JA新潟かがやき

 【新潟かがやき】JA新潟かがやきの「ささかみえだまめ集出荷選別施設」で、阿賀野市のブランドエダマメ「えんだま~縁玉」の出荷が本格化している。

 「初だるま」など6品種をリレーし、7月下旬からピークを迎え、9月上旬まで出荷が続く。

 今年は霜害が少なく、春から安定した気温が続いたこともあり、収量、品質ともに良好だ。栽培面積は2016年の30アールから毎年面積を増やしてきた。今年は21ヘクタール(前年比2ヘクタール増)で栽培する。

 「えんだま」を生産する同市笹神地区は、19年から有機質肥料の米ぬかペレットと、同地区で製造するもみ殻堆肥を使った独自の栽培基準を定めている。

 昨年のJA合併で同じ管内となった同市京ケ瀬地区の生産者が、今年から新たに加わった。従来からの堆肥「ゆうきの子」に加えて、同市安田地区で製造する「阿賀のたいひ」の使用を認め、栽培基準に追加した。

 JAささかみアグリセンターの石山慎太郎さん(36)は「環境に配慮した減農薬・減化学肥料栽培を実践している。おいしいエダマメを消費者に届けたい」と意気込む。

 さまざまな「縁をつなぐえだまめ」になってほしいと願いを込めて名付けた「えんだま」は、市場を通じて関東や関西、東北地方に出荷する。市内のスーパーなどで購入できる。

写真説明=粗選別をする作業員ら(新潟県阿賀野市で)

写真説明=ロゴマーク入りの袋に袋詰めした「えんだま」(新潟県阿賀野市で)

R5.7.23 日本農業新聞掲載記事

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