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新規栽培者が研修 新潟・JAみなみ魚沼

 【新潟・みなみ魚沼】JAみなみ魚沼営農部園芸畜産課は6月中旬、八色西瓜(すいか)栽培実習指導会を南魚沼市で開いた。新規生産者の技術向上が目的。4月の定植から10月の振り返りまで、全8回で指導する。

 八色西瓜は糖度が高く、シャリ感があるのが特徴。7月下旬から8月上旬までが出荷ピークで、県内外問わずファンが多い。

 指導会は管内2地区で開き、新潟県南魚沼地域振興局やJAの職員、生産者らが参加した。

 五十沢地区の圃場(ほじょう)では、生産者の八木知之さんが講師となり、摘果とパッド敷きの実践研修をした。八木さんは「摘果して残したスイカが肥大することを考え、トンネル内に配置すること。かん水が阻害されないよう、パッドはかん水チューブの上に敷かないように」と注意を促した。

 参加者は摘果とパッド敷きを実践し、不安なところは確認しながら作業を進めた。同課の関大輔課長代理は「八色西瓜への市場の評価は年々高まっている。期待に応えるため、着実な栽培管理を心がけてほしい」と呼びかけた。

写真説明=スイカの管理作業を指導する八木さん(右から2人目)(新潟県南魚沼市で)

R5.7.4 日本農業新聞掲載記事

JAみなみ魚沼

 

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