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おけさ柿 摘蕾適切に 春期指導会で確認 新潟県佐渡市新穂地区

 【新潟・佐渡】佐渡市新穂地区で9日、「おけさ柿」の春期栽培管理指導会が開かれた。生産者22人が参加。佐渡農業普及指導センターの中川文男課長代理が摘蕾(てきらい)作業と新梢(しんしょう)管理、防除法を指導した。

 今年は例年より生育が2週間早く進んでいる。昨年の豊作の影響で着蕾数が減少しているものの、平年よりは多い状況だ。

 中川課長代理は「へたの状態を確認して一枝一蕾となるよう適切に摘蕾をするように」と指導。「7月ごろに仕上げ摘果があるので手早く確実に作業をすること」を強調した。

 JA佐渡新穂事業所の栗津直人営農指導員は「毛虫などの害虫は現時点では少ないが、発生状況を適宜確認し、臨時防除を検討してほしい」と話した。

 その後、参加者は会場となった園地で摘蕾作業を行った。判断に迷った際は指導員に相談しながら、摘蕾の判断基準を確認していた。

写真説明=摘蕾の判断基準を確認(新潟県佐渡市で)

R5.5.16 日本農業新聞掲載記事

JA佐渡

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