【えちご中越】JAえちご中越農産物直売所「ただいまーと」(三条市)は7日まで、「たけのこフェア」を開いている。主な産地は田上町、三条市、見附市、長岡市中之島。今年は雪解けが早く、気温も高かったことからタケノコの成長が早まり、例年より1週間ほど早い開催となった。
タケノコは豊作の表年と不作の裏年が隔年でくるといわれる。今年は裏年で、出荷量は前年に比べて2、3割少ない。
多い日で日量約100袋が出荷され、当日昼には完売する。タケノコを目当てに開店前から20人以上が並ぶこともあるという。
同直売所のタケノコは採れたてで鮮度が良く、柔らかい。あくやえぐ味も少ないため、どんな料理にも使いやすいのが特徴だ。
同直売所の丸山明店長は「その日のうちに食べてほしい。お薦めは、タケノコご飯」と話した。
写真説明=新鮮なタケノコをPRする丸山店長(新潟県三条市で)
R5.5.3日本農業新聞掲載記事
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