【越後おぢや】小千谷市のJA越後おぢや育苗センターで、水稲の播種(はしゅ)作業が最盛期を迎えている。田植えに向け、4月下旬までに「コシヒカリ」など11品種約14万8000箱の播種を計画している。
全自動の機械で苗箱に床土、農薬、種もみの順に入れて覆土し、かん水をする。種もみは環境への配慮と安全・安心な米作りのため、温湯消毒をしたものを使用。出芽室で蒸気出芽を行い、ビニールハウスに並べる。
JA営農生産部米穀販売課の和田孝昭課長は「適切な管理をして、良質な苗を利用者に提供したい」と話す。
硬化苗の受け渡しは5月5日から。初日は「こしいぶき」「こがねもち」などの早生品種を中心に約5200箱を予定している。
写真説明=ビニールハウスに苗箱を並べる作業員ら(新潟県小千谷市で)
R5.4.26日本農業新聞掲載記事
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