【北越後】北越後農協いちご部会の本間正司さん(72)と神田博さん(71)は、長年後継者の育成に取り組んできたとして、新潟県農林漁業担い手対策表彰を受けた。新発田市のJA北越後集出荷センターで4月上旬に開いたイチゴ「越後姫」目合わせ会で、新発田地域振興局農業振興部が感謝状を贈呈した。県農林漁業担い手対策推進会議会長が授与するもの。
受賞に際し、本間さんは「越後姫を栽培する後継者を育て、地域を盛り上げるために微力ながら取り組んできた。部会員をはじめ、周りの協力のおかげでこのような賞をいただき、心から感謝する」と喜びを語った。
本間さんらが長年後継者育成のために取り組んできた新規就農者の研修生受け入れ制度のおかげで生産者は年々増え、部会員の半数が若手世代だ。
JAの2022年産「越後姫」の販売高は、2億7000万円。長年目標としてきた3億円に迫っている。
写真説明=感謝状を手にする神田博さん(左)、本間正司さん(右)
R5.4.20日本農業新聞掲載記事
JA北越後