JA新潟市直売所キラキラマーケット(新潟市中央区)は4月上旬、管内産イチゴ「越後姫」の特に大粒のものを「キラキラ姫」と名付け、発表した。1粒当たり50グラム以上。4L級の中でも大きいのが特徴だ。今後、この愛称を使ってPRにつなげる。
同直売所では贈答用、家庭用ともに大粒イチゴが人気がある。出荷者の「大粒のイチゴに見合う名前がほしい」という要望を受け、JA全体で愛称を募集した。
2月下旬から1カ月間、店頭やインターネット上で募集し、984件の応募があった。JA役員が最終審査をした結果、三条市の脇本幸子さんが応募した「キラキラ姫」をグランプリに選んだ。
直売所では4月上旬に愛称を発表し、表彰式を開催。脇本さんは「偶然、直売所に立ち寄って愛称の募集を知った。店名のキラキラマーケットにちなんで、キラキラ姫と名付けた」と語った。
直売所のスタッフは「現在は旬の後半に入り、キラキラ姫に値する大粒のものは少なくなってきている。例年2月ごろに大粒のものが出始める。来シーズンは盛大に売り出し、皆さんに愛されるようにアピールしたい」と話した。
真説明=「キラキラ姫」を考案した脇本さん(右から2番目)(新潟市中央区にて)
R5.4.12日本農業新聞掲載記事
JA新潟市