新潟県新発田市は25日、新発田産の大粒イチゴ「姫のてまり」の限定販売を始めた。「姫のてまり」は品種「越後姫」の中でも1粒当たりが45グラム以上と、ひと際大きいのが特徴だ。4月22日までの販売を予定しているが、収穫状況などで早めに終了する場合もあるという。
鮮やかな朱色と丸みを帯びたかわらしさが、お姫さまとたわむれる「手毬(てまり)」のような形をしていることから名付けられた。同市は「越後姫」ゆかりの地で、産地の知名度向上と消費拡大を目指す。
二階堂馨市長は20日、市役所で今年の限定販売を発表。「昨年は、華々しくデビューした。今年は糖度検査で10・5以上を厳選して販売する。どの産地のイチゴにも負けない色つや、香りを堪能してほしい」とPRした。
「姫のてまり」の規格は、1粒45グラム以上(4L級以上)、1パック3個入り。希望小売価格は1296円で、市内ではスーパーや直売所などを中心に販売し、市外でも販売する。
問い合わせは新発田市農林水産課、(電)0254(33)3108(平日の午前8時30分~午後5時15分)。
大粒を厳選した「姫のてまり」/パッケージ
R5.3.26日本農業新聞掲載記事
JA北越後