新潟県JA十日町農産物加工施設「四季彩館えぷろん」では12月から、みそ加工が始まった。JAは地域住民を対象に30年以上前から、こうじ造り・みそ造りの加工事業を展開。毎年12月から翌年3月まで、地元産大豆でみそ造りを希望する加工施設利用者を広報誌などで募集している。
生産調整で大豆の転作を行ったため、地元産大豆の有効活用へ加工施設でのみそ造りがスタートした。
委託加工も合わせると、年間300人ほどが利用。2021年度は、約8トンのみそを造った。
利用者からは「自宅でみそを造るのは大変。みんなで利用できるのでありがたい」「栽培した大豆をみそに加工できる施設があり、助かっている」などの声が届いている。
みそ加工で作業をする施設の利用者ら(新潟県十日町市で)
R4.12.30日本農業新聞掲載記事
JA十日町