ゴボウの出荷量が新潟県内一のJA新潟かがやき管内で、出荷が最盛期を迎えている。2022年産は15人が493アールに作付けをした。県内の6市場へ出荷し、スーパーの店頭に並ぶ。
巻地区のゴボウは砂丘地の圃場(ほじょう)で栽培され、香りが良く肉質が柔らかいのが特徴だ。JAは、洗いや土付きなどの形態で出荷をしている。
JAは9月中旬、新潟市西蒲区のJA角田園芸センターで、22年産ゴボウの出荷目合わせ会を開催。生産者や青果市場の関係者ら15人が参加した。
生産者は市場関係者らと、ブラシで洗う程度や、土の落とし具合、選別基準についてサンプルで確認。市場の販売担当は「巻産ゴボウは出荷量がまとまって安定している。県内産ゴボウとして、スーパーなどに売り込んでいきたい」と話す。
同センターでゴボウの販売を担当する篠澤和志調査役は、「今年は天候にも恵まれ、出来は良好。市場との情報共有を密にしながら、有利販売に努めたい」と力を込める。
サンプルでゴボウの選別基準を確認する参加者(新潟市西蒲区で)
R4.10.1日本農業新聞掲載記事
JA新潟かがやき