新着情報

出荷のコシと感謝状 職員手書きで同梱 新潟・JAみなみ魚沼

 精米販売の拡大を目指すJAみなみ魚沼米穀販売部は26日から、慣行栽培米「コシヒカリ」と特別栽培米「コシヒカリ」の出荷を始める。消費者の満足度向上に向けて、新たにJA職員による手書きの感謝状を商品に同梱(どうこん)する取り組みを始めた。30日まで。

 一般消費者の予約を9月1日から受け付けている。

 JA特産販売課の山田亘課長は「各種資材費など生産コストの急激な上昇で、2022年産米については小売価格の改定に踏み切った」と説明。その上で、「食品の値上げが相次ぐ中、南魚沼産『コシヒカリ』を選んでくれた消費者に感謝し、新米の出荷を共に喜びたい」と話した。

 手書きの感謝状を作成した同課の若井瞳さんは「自分がもらったらわくわくするようなデザインを心がけた」と強調。「今回の購入をきっかけに、南魚沼産『コシヒカリ』のファンが増えてくれたらうれしい」と語った。

 同JAは、9月中旬に22年産米の初出荷を祝う新米出発式を開いた。既に関東・関西圏の一部取引先への出荷とJA管内の地元業者への配達が始まっている。下旬から、22年産米の精米商品の出荷が最盛期を迎えている。

 

山田課長(左)と感謝状を書いた若井さん(右)(新潟県南魚沼市で)

R4.9.25日本農業新聞掲載
JAみなみ魚沼

トップへ