ブルーベリー　時間無制限　食べ放題　新潟県魚沼市に農園オープン

　魚沼市大浦地区に７月下旬、時間無制限で食べ放題のブルーベリー狩り農園「Ｍａｒｉｅｓ　Ｆａｒｍ（マリーズファーム）」がオープンした。田んぼに囲まれた農園には、コンテナに入った２５０株のブルーベリーが並ぶ。靴を汚さずに手軽に楽しんでもらうため、全面に防草シートを敷いている。営業は９月中旬まで。

　農園を運営する関遼さん（３５）は「今年のブルーベリーは、甘くて大粒で出来が良い。学校などの夏休み期間中に、ぜひ遊びに来てほしい」と話す。

　関さんは２０２１年に就農。自宅裏で１年間、コンテナを使った養液土耕栽培でブルーベリー１０００株とラズベリー１００株を生産した。

　その傍ら、所有する水田３０アールを整備。栽培していたブルーベリー株の一部を持ち込み、同農園をオープンした。農園の整備にはＪＡ北魚沼が貸し出す溝堀り機を活用。「溝があるとないとでは、水のはけ方が全然違う」と話す。自動かん水施肥装置も設置し、作業を効率化している。

　関さんは「今後は農園にもっと株を持ち込み、広い面積で運営したい。そのためにより多くの人に知ってもらい、来てもらうことが目標」と語る。

　ブルーベリー狩りは完全予約制。（電）０９０（６９４１）８３０４か、農園マリーズファームのホームページでも予約が可能。料金は大人１５００円、小学生８００円、未就学児５００円、３歳未満無料。

 

 

 

来園者に説明をする関さん（新潟県魚沼市で）

 

R4.8.7日本農業新聞掲載記事
ＪＡ北魚沼