JA越後おぢやのメロン生産組織「小千谷園芸組合」は7月中旬、出荷を始めた。小千谷市のJA千谷野菜集出荷場ではピーク時、日量約1000ケース(1ケース5キロ)を出荷。8月中旬までに、総出荷量約1万7500ケースを見込む。
同組合は、20人が露地302・8アールとハウス10・7アールの計313・5アールでメロンを栽培。品種は青肉が「ユウカ」「タカミ」「ボクの夏」の3品種、赤肉が「マリアージュ」。
同日は、本格的な出荷に合わせて「ユウカ」の目合わせ会を開いた。生産者や市場の担当者ら 14人が参加。2022年産の出来や糖度を確認し、出荷規格を共有した。同組合の國松正之組合長は「14、15の糖度を確認できた。収穫が難しい天候が予想されるが、適期収穫をお願いしたい」とあいさつした。
市場の担当者は「小千谷産のメロンを待っている人は多い。検査員の厳しいチェックで、今年も良い品質のものを出荷してほしい」と呼びかけた。
メロンの出荷規格を共有する参加者(小千谷市で)
R4.7.30日本農業新聞掲載記事
JA越後おぢや