【えちご中越】刈羽村は4月中旬、村内のぴあパークとうりんぼと正明寺桃畑で「第36回桃の花見フェスティバル」を開いた。地域住民との交流や新たな関係づくりのため、JAえちご中越刈羽支店も催しに協賛。地元産米のおにぎりやとん汁などを販売した。
催しは、特産の「砂丘桃」のPRと地域活性化を目的に毎年行う。地元の企業・団体が地場農産物や加工品を販売し、1974人が訪れた。
同支店とかしわざき北部営農センターの職員18人は、村産米「コシヒカリ」の「おらんち米」で作ったおにぎり2個セットやとん汁の他、長岡市産の「雪下キャベツ」などを販売した。
JA職員の呼びかけで客が続々と集まり、同セットととん汁が正午には完売した。来店者は「おいしいおにぎりととん汁で、ステージイベントの前に、いい腹ごしらえができた」と話した。
目崎雅吏支店長は「JAらしいものを販売したいとの思いで、地場産『コシヒカリ』を使ったおにぎりを提供した。喜ばれ、職員も笑顔で活動し活気があった」と語った。
ステージでは、柏崎市と同村のメンバーによるよさこいやダンスなどの披露があった。
写真説明=笑顔でとん汁を手渡すJA職員(新潟県刈羽村で)
R7.4.30 日本農業新聞掲載記事
JAえちご中越