【新潟・みなみ魚沼】南魚沼市五十沢地区の桑原真吾さんは4月下旬、2024年産米の田植えを始めた。桑原さんは23年度の「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」で金賞を受賞。玄米は、東洋ライスの「世界最高米」に認定されるなど、食味と品質の向上に力を注ぎ評価されている。作業は6月半ばまで続く。
作付け品種は「コシヒカリ」をはじめ、「新之助」「つきあかり」など多岐にわたる。栽培面積は、作業受託を含めると約40ヘクタール。
主に父親と2人で作業をしているため、管内に先駆けてスマート農業を導入し、作業の効率化を進めている。
栽培管理支援システム「ザルビオフィールドマネージャー」と田植え機を連携させて可変施肥を行うのは、JAみなみ魚沼管内で初めての試みだ。
桑原さんは「昨年は味、粒、つやにこだわって生産した米が評価され、自信につながった。今年もコンクールで金賞を連続受賞できるよう、努力したい」と語った。
JA管内では、5月中・下旬に田植えのピークを迎える。
写真説明=GPS(衛星利用測位システム)機能を搭載した田植え機で作業をする桑原さん(新潟県南魚沼市で)
R6.5.10 日本農業新聞掲載記事
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