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新潟で稲刈りツアー パルシステム 生産者と交流

・再訪に喜び 阿賀野市笹神地区

 【新潟かがやき】パルシステム生活協同組合連合会の「産地へ行こう。ささかみ稲刈りツアー」に参加した組合員70人が9月下旬、1泊2日で阿賀野市笹神地区を訪れ、生産者ら20人と交流した。

 参加者らは5月に田植えをした田んぼで、鎌を使って刈り取りをした後、わらで稲を束ねる「まるけ」作業を体験。コンバインでの脱穀も間近で見た。JA新潟かがやきの職員らは、用意した昔ながらの脱穀やもみすり、精米の道具を使い、白米になるまでの過程を説明した。

 このツアーで何度も同地区を訪れているという女性は「コロナ禍が落ち着き、また笹神へ来ることができて本当にうれしい。私たちのことを覚えていてくれたのも、うれしかった」と喜びを伝えた。

 同JAささかみアグリセンターの高山和彦営農指導員は「今年の夏、新潟は特に暑かった。それでも稲は実を付けてくれた。味は変わらないので、今年も届けることができてほっとしている」と農家の苦労を伝えた。参加した子どもたちとは「茶わんのご飯はひと粒残さず食べること」を約束した。

 堆肥製造用のもみ殻集積場では「もみ殻ダイブ」を楽しみ、翌日は縄をなう体験や里山散策をした。

写真説明=まるけ作業を体験する生協の組合員親子(新潟県阿賀野市で)

R5.10.14 日本農業新聞掲載記事

JA新潟かがやき

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