【新潟かがやき】JA新潟かがやきは8月下旬、国際協力機構筑波国際センター(JICA筑波)の稲作技術向上コース研修生の研修を受け入れた。エチオピアやガーナなどの出身者22人。新潟市西蒲区のJA営農経済本店で、JAの概要や事業、営農指導事例を紹介した。
JA組織広報課の酒井一也課長は、JAの設立経過や組織体制、業務を紹介した。営農企画課の風間克寿係長は管内の稲作の概要や営農指導員、担い手に出向くJA担当者(愛称TAC)の役割や指導・支援事例を説明した。
研修生は「JAは若年層の組合員へ何を働きかけているか」「稲作の施肥での一発体系と分施体系を比べて、コストを含めて効率が良いのはどちらか」など質問をした。
研修生は「経営理念やJAの働きに感銘を受けた。今回得た知識を自国に持ち帰り、参考にしたい」と話した。カントリーエレベーター(CE)なども見学した。
研修生は、開発途上国の稲作での課題解決を目的に参加している。現在、茨城県つくば市で、基本的な稲作技術と技術普及手法について学んでいる。
写真説明=営農指導員の指導事例を紹介する風間係長(新潟市新潟南区で)
R5.9.5 日本農業新聞掲載記事
JA新潟かがやき