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農業用廃プラ回収 新潟・JA十日町

 【新潟・十日町】JA十日町は6月の2日間、十日町市の本店資材センターと管内各営農センターで、農業用廃棄物を回収した。

 朝からマルチ、ビニール、肥料袋、育苗箱などの農業用廃棄物を積んだ軽トラックが列を作った。回収後はそれぞれ処理業者の定める品目別に分け、処分される。

 若手生産者からは「今までどこに捨てればいいか分からず困っていたが、昨年から情報を知って利用している」「情報はSNS(交流サイト)にも上げて教えてほしい」などの声があった。2日間で回収した農業用廃棄物は約26トン、5会場で569戸の生産者が訪れた。

 JA資材課の小宮山潔次長は「今後も農業用資材の不法投棄、焼却などを防止する観点から、廃棄物リサイクル事業を実施し、資源循環型農業の推進につなげたい」と話した。

 JAはごみの削減や環境保全を目的に、生産者が一括して処理できるよう、25年以上前から農業用廃棄物の回収窓口となっている。

写真説明=/農業用廃棄物を回収する職員の後ろに軽トラックが並ぶ(新潟県十日町市で)

R5.7.15 日本農業新聞掲載記事

JA十日町

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