新潟県三条市にあるJAえちご中越農産物直売所「ただいまーと」は、13日まで「雪下野菜祭り」を開いた。冬の厳しい環境の中で、生産者が苦労して育てた雪下野菜を多くの人に知ってもらいたいというのが狙いだ。管内で取れたハクサイや長ネギ、キャベツ、ニンジンなどが店頭に並んだ。日によって出荷状況で品目に変動はあるが、店頭での販売は2月下旬まで続く予定。
雪下野菜は、寒さから身を守ろうと水分の吸収を抑え、糖分を蓄えることで甘味とうま味が増すのが特徴。丸山明店長は「この時期にしか味わえない、生産者の愛情と、うま味が詰まった雪下野菜をぜひ味わってほしい」と話す。
雪下野菜を紹介する丸山店長(新潟県三条市で)
R5.2.16日本農業新聞掲載記事
JAえちご中越