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品質、収量は期待 北越後農協部会 「砂里芋」目ぞろえ会

 北越後農協さといも部会では、11月に「砂里芋」の出荷が本格化する。2022年度は肥大期の適度な雨とその後の安定した天候で品質、収量ともに前年を上回る出来栄えが期待される。22年度は販売高1・5億円を計画している。

 「砂里芋」はJAのブランドサトイモ。前年度は販売高約1・2億円を上げ、特産品の一つとなっている。砂地で栽培することで食味が良く、きめも細かいと市場からも評価されている。

 10月下旬には、新発田市で目ぞろえ会を開催。生産者37人が集まり、出荷規格の見分け方を確認した。

 小林八寿夫部会長は「GAP(農業生産工程管理)取得に向けての協力に感謝する。産地の信頼を保つため品質と規格を統一し、良いものを出荷していこう」と呼びかけた。

 部会役員の伊藤幸成さんが見本を手に、見極めのポイントを説明した。部会員らは違いを見比べてサイズを測ったり、スマートフォンで記録を撮ったりして学んだ。

 

手に取って「砂里芋」の規格を確認する部会員ら(新潟県新発田市で)

R4.11.4日本農業新聞掲載記事
JA北越後

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