新潟市北区を代表するブランド農産物「にごりかわトマト」の抑制作の出荷が最盛期を迎えている。抑制作は主に、みずみずしく爽やかな甘さが特徴の「麗月」を出荷。「にごりかわトマト」の出荷は11月上旬までを予定し、約50トンを見込む。
抑制作の出荷は、8月下旬から始まった。2022年産は8月の高温と多雨で生育不良が見られ、果実はやや小ぶりだが、味や品質は例年並みだ。
9月上旬には、JA新潟市濁川サポート店で共選出荷目合わせ会を開催。生産者とJA、自治体、市場などから40人が参加した。市場情勢や管理方法を確認し、出荷基準を徹底した。
JA濁川ハウス組合の伊藤義和組合長は、あいさつで「今年は梅雨明け後の高温で生育を心配したが、無事に出荷目合せ会を迎えられて安心している。毎年天候が安定せず、栽培管理に苦労したと思う。出荷規格を確認して、品質の良い『にごりかわトマト』を届けよう」と呼びかけた。
トマトの出荷規格を確認する参加者(新潟市北区で)
R4.9.27日本農業新聞掲載
JA新潟市