国民1人あたりの1年間の消費量を見ると、1962年度の118.3kgを境に一貫して減少傾向にあり、2018年度には53.5kgとピーク時から半分以下の消費量となっています。
最近では新型コロナウイルス感染症の影響によるライフスタイルの変化により、家庭での食事が増えた一方、外食の機会が大きく減ってしまったため、お米全体の消費量はさらに落ち込んでいます。

国民1人あたりの1年間の消費量を見ると、1962年度の118.3kgを境に一貫して減少傾向にあり、2018年度には53.5kgとピーク時から半分以下の消費量となっています。
最近では新型コロナウイルス感染症の影響によるライフスタイルの変化により、家庭での食事が増えた一方、外食の機会が大きく減ってしまったため、お米全体の消費量はさらに落ち込んでいます。
近年では、平成25、26年にお米の在庫が非常に多くなったことを受け、全国的に米価が大きく下がりました。
その後、徐々に在庫は減りましたが、平成30年からの米政策の転換の影響もあり、消費する以上にお米が作られ、今年の在庫は平成25、26年の水準に近い見通しとなっています。
新潟県でも、令和2年6月の在庫は前年と比べ約1.3倍と非常に高い水準となっていた中、令和2年産の主食用米収穫量が平成25年以来となる 59万トンを超えたことなどによって 、在庫が積みあがっています。
お米をめぐる環境は非常に厳しく、今年の県生産目標は農家に相当のインパクトを持って受け止められたでしょう。このままでは米価はさらなる下落に繋がりかねない。農業経営の安定のために、支援策を活用しながら、非主食用米や園芸作物の生産をすすめる必要があります。
地域単位でまとまったブロックローテーションによる大豆作付を行い、転換を担っています。高齢化と後継者不足で、今後は米だけでは地域農業が成り立たないため、地域全体で農地を保護し、集落を守っていきたい。
また、令和3年産の生産目標は非常に厳しい内容で示された。集荷業者・法人・個人が一丸となって、米価下落に歯止めをかける行動を実践し、米余りを解消する必要があると思っています。
私の法人では大麦や大豆、米粉用米にも力を入れています。大麦や大豆はJAによる施設利用や農機の貸し出しなどのサポートがあり、米粉用米ならば新しい設備投資もいらない。各種交付金は税務面でのメリットもあるため、主食用米でなくても経営は安定しています。胎内市は高齢化で農家をやめる方が多いので、信頼して農地を託されるような法人を目指していきたいですね。
食の多様化やライフスタイルの変化、人口の減少などによって、私たちが食べるお米の量は、毎年約10万トンも減っていると言われています。
これまでは、この消費量の減少に合わせてお米を作る量を抑えることで、適正な在庫量を保ってきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により外食の機会が減るなど、急激にお米の消費量が減ってしまったため、在庫が非常に多くなってしまっています。
例えば、電化製品などでも在庫が多ければ安く売り出されますよね。お米も同様で、令和2年産のお米は全国的に前年産よりも安くなりました。
たしかに私たちにとって、買うものが安いに越したことはないですよね。
しかし、お米が安くなれば当然、稲作農業者の収入は減ってしまいます。その結果、農業者が稲作を止めてしまうと、国全体で安定的に食糧を生産することができなくなってしまいます。
また、農地が荒れることで美しい農村風景や地域の伝統文化が損なわれることや、水田に雨水を溜めることによって災害を防ぐ機能が失われる等、様々な影響を及ぼします。
そのため、お米の値段を安定させることで、農業者がしっかりと農業を営める環境をつくり、国民の食糧を生産し続けていくことが重要だと考えています。
ちなみに、ごはん茶碗1杯分の値段はどのくらいか知っていますか?
10kgあたり4,000円のお米で、約26円、5,000円のお米でも約33円です。
どうでしょう。普段、あなたが買う様々なものと比べてみてください。
想像よりも随分と経済的な食品だと思いませんか?
国全体として大幅な作付転換を推進する観点から、令和3年産からの新規事業も多く、様々な支援策が用意されています。
各支援策をしっかりと活用することで、主食用米と同水準の所得確保が期待されています。
(単位:円/10a)
支援内容 | 加工用米 | 米粉用米 | 新市場開拓用米 (輸出用米) |
飼料用米 | WCS用稲 | 麦 | 大豆 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国による支援 |
新市場開拓に向けた 水田リノベーション事業 ※1、※2 |
40,000円 | 40,000円 | 40,000円 | 40,000円 | ||||
水田活用の直接支払交付金 | 戦略作物助成 | 20,000円 | 5.5~10.5万円 | 5.5~10.5万円 | 80,000円 | 35,000円 | 35,000円 | ||
産地交付金 | 20,000円 | ||||||||
産地交付金 (複数年契約の取組) |
12,000円 | 12,000円 | |||||||
都道府県連携型助成 ※3 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | 最大5,000円 | ||
畑作物の直接支払交付金(ゲタ対策)※3 | ※4 5,660~9,560円 |
※4 9,930円 |
|||||||
麦・大豆収益性・生産性向上プロジェクト (先進的な営農技術の導入)※2 |
最大15,000円 | 最大15,000円 | |||||||
県による支援 |
新潟米等輸出力・国内供給力強化事業 ※2、※3 |
5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | 5,000円 | |
産地交付金 | 5,000円 | 5,000円 | |||||||
産地交付金 (複数年契約の取組) |
12,000円 | (令和元年からの取組のみ) 12,000円 |
12,000円 |
支援内容 | 加工用米 | 米粉用米 | 新市場開拓用米 (輸出用米) |
飼料用米 | WCS用稲 | 麦 | 大豆 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
転換作物拡大加算 ※3 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
高収益作物等拡大加算 ※3 | 35,000円 | 35,000円 |
上記の他、地域単位の産地交付金等による支援もあります。
詳しくは、お近くのJAにご相談下さい。
紙コップにごはんを半分ほど入れ、ラップをかけて輪ゴムで留めます。
ラップをしっかりおさえ、タテ、ヨコに適度にシャカシャカ振ります。
輪ゴムをはずして、ふたにしていたラップにごはんをのせます。
ラップに包んで軽くにぎって、かたちを整えたらできあがり!
お好みで塩やごま、ふりかけなどをまぶします♪のりをまいても◎。
焼きのり
1枚ごはん
100gサラダ菜
1枚(4g)スライスチーズ
1枚鮭ほぐし瓶詰め
15gラップを広げて焼きのりを置き、半量(50g)のごはんを広げます。
ごはんの上に半量のサラダ菜を広げ、スライスチーズ、鮭、残りのサラダ菜、ごはんをのせます。
のりを対角線にラップごと折りたたんで包み、ひっくり返してなじませます。
包丁を垂直にあてて、半分に切り、ラップをはずします。