収穫期に向けて農業機械の安全な操作を確認【JAひすい】
2018.08.29
JAひすい営農部農機課は8月1日、糸魚川市の西能生地区公民館と大和川地区公民館の2つの会場で農業機械安全講習会を開いた。地元組合員や農業法人の従業員ら40人が参加し、秋の農繁期を前に、機械操作や点検方法、危険箇所などを再確認した。
同部農機課の木島吉郎課長が講師を務め、農作業事故の概要・安全対策を紹介した。収穫期は、コンバインによる事故が多く、移動・走行中の34・7%、作業中の詰まり除去時の20・4%、点検・整備中の16・8%が上位だと説明。作業の注意点を参加者に伝えた。また、過去の事故から読み取れる要因や安全対策も解説した。
同JA、オリジナルカレンダーやのぼりを作るなど農作業事故防止のための啓発活動に力を入れている。木島課長は「基本を守り、絶対に農作業事故を起こさない、大切な家族を悲しませない、と強い気持ちで農作業に取り組んでほしい」と呼び掛けていた。
農機の危険箇所を確認する参加者