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新潟県内農業ニュース

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新潟県十日町市 福嶋恭子さん 人とのつながり 加工施設が実現【JA十日町】
2020.01.27

 十日町市で家族農業を営む福嶋恭子さん(56)は、同市主催のビジネスコンテスト「トオコン2019」で最優秀賞を受賞した。空き家を活用した食品加工施設の建設と製品の販路確保に向けたワーキンググループ立ち上げを提案。加工施設の建設によって6次産業化を応援し、地域の若手女性農業者らの底上げにつなげていきたい考えだ。

 福嶋さんは農業の傍ら、同市で飲食店「越後妻有のごちそう家 ごったく」を運営している。自家栽培の米「コシヒカリ」や地元産ブランドの妻有ポークなど地産地消の料理が楽しめる。

2010年にオープンした当時は、地元産食材を食べられる飲食店が少なかったことから、「十日町の魚沼コシヒカリと農産物のおいしさをもっとたくさんの人に伝えたい」との思いから、女性の農家グループに声を掛け、飲食店がスタートした。

 地域活動が好きな福嶋さんは、食のイベントやインターネット交流サイト(SNS)の集まりなどにも積極的に参加。そこで若手の女性農業者や移住した女性と出会い、つながりを広げていった。

 福嶋さんは「いつの間にか、ごったくが若手農業者や移住した女性たちのよりどころのようになり、気が付くと集まって座談会が始まっていた。農家の母ちゃんとして、農業のいろんな相談も受けた」と話す。

 「自分の農産物を加工して販売したい」という相談が多かったが、食品衛生法などに沿った加工所の建設はコストがかかる。また、農業と家事を両立しながら衛生管理、商品開発、販路確立など全てを一人で背負う不安が大きく、踏み出せずにいるのが相談者の共通の悩みだった。

 また、福嶋さんは16年に、実際に加工品を作っている若手女性農業者に同行し、十日町から片道2時間かけ加工施設に通う姿を目の当たりにした。「地元に加工施設があれば6次産業化もしやすくなって、農業が盛り上がると感じた。彼女たちの挑戦の後押しがしたいと考えるようになった」(福嶋さん)という。

 そんな時、恭子さんの目に留まったのが十日町での新規創業の支援を目的に、市が主催する同ビジネスコンテストだ。最優秀賞になると資金補助300万円が受けられる。もともと空き家を持っていた福嶋さんは、その空き家を活用した食品加工施設の建設を考えた。「6次産業化を応援することを目的としたチャレンジ加工施設の建設」と題し、娘の友美さんと本選の創業部門に出場。「空き家を活用し、誰でも加工できる施設と加工した後を考えたワーキンググループづくり」を提案。見事、最優秀賞に輝いた。

 福嶋さんは「農業は一人では何もできない。仲間づくりが大事。今後は利用する人のニーズに合わせて運営していきたい」と話し、今年から保健所や県と相談しながら加工施設建設に向けて動き始めている。

十日町 六次産業化で農業活性化

「加工施設の建設で地域の6次産業化を応援したい」と話す福嶋さん

 

 

 

 

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