苗植え、稲刈りした「どろんこ米」はいかがですか?【JA十日町】
2019.11.25
「どろんこキッズスクール生」は10月下旬、「どろんこ米」をJA十日町第21回農協祭で販売した。スクール生たちが活動の中で田植え、稲刈りを行った十日町産魚沼「コシヒカリ」を「どろんこ米」と名付け、1袋(750グラム)300円の農協祭特別価格で販売体験を行った。
同JAは2009年度から、毎年「食」と「農」を通して〝いのち〟の大切さを伝える食農教育活動を目的にどろんこキッズスクールを開校していて、今年で11年目となる。市内の小学4~6年生を対象に、今年は市内の小学生21人のスクール生が5月から12月まで毎月活動を共にする取り組み。
どろんこキッズスクールのブースには、スクール生と先生役である職員が米袋を持ち、「おいしい新米のどろんこ米いかがですか」と、元気の良い声で来場者に声を掛けた。購入した地元の女性は「子どもたちの元気な声が聞こえてきて頑張っている姿が良かった」と話した。スクール生は「頑張って大きな声を出して売った。たくさんの人が買ってくれて良かった」と振り返った。
どろんこ米は89袋販売し、売り上げの2万6700円は12月の修了式に社会福祉法人やまびこに寄付する予定だ。
「どろんこ米」を販売するスクール生