支店だよりレベルアップ運動の成果、地域から好評 コンテストでは安塚支店が最優秀賞【JAえちご上越】
JAえちご上越は地域との結び付き強化に向け、支店だよりを重視している。今年度は「支店だよりレベルアップ運動」と題して内容充実を図り、コンテストを開催。読者を意識した紙面は、「離れた集落でも支店を身近に感じる」「金融キャンペーンや旅行などの情報が多く、JAを利用してみようと思った」など好評だ。配達や営業活動で積極的に配布し、話題づくりに活用する支店もある。身近な話題満載の支店だよりは、地域との関係づくりに役立っている。
コンテストは12月に開催。5月号から12月号までの採点と常勤役員の審査を基に、5支店を表彰。最優秀賞には安塚支店が輝いた。
安塚支店では、くらしの相談員の本山剛支店長代理を中心に、手書きで作成。支店長の似顔絵や職員の顔写真を多用してキャンペーンをPRし、毎号必ず稲作情報を掲載する。支店管内は米農家が多く、生育状況や検査概況は欠かせない。営業担当は必ず支店だよりを携帯し、業務の合間に支店の様子を伝えることにしている。
支店だよりは全24支店で毎月1日に発行。上旬のふれあい訪問で、職員が組合員を訪ねて手渡す。支店職員1~3人で作成し、手書きやパソコンなど形式はさまざま。ピンクや青色、黄色など色紙を使って目立つよう工夫する支店も多い。
レベルアップに向けて総務部は、自己改革の進捗(しんちょく)状況の掲載提案や編集のアドバイスを行う。5月から全支店だよりを「見栄え・内容・個性」の項目で採点し、結果をフィードバックしている。
「上越あるるん村」では支店だよりを掲示し、来店者が自由に持ち帰りできるよう特設コーナーも用意。直売所などの利用者へJAの認知度アップを図るとともに、担当職員の意欲向上につながっている。
安塚支店の支店だより。地域との結び付き強化に向け、親しみやすい紙面を目指す