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ユリ根

ホクホク食感と独特の甘味が上品な味わい

ユリ根晩秋から冬にかけて出回る「ユリ根」。ヤマユリ、オニユリ、コオニユリなどの食用種のユリの球根で、鱗片(りんぺん)と呼ばれる花びらのような物が何枚も重なった形が特徴です。

 主な産地は北海道ですが、実は関西での消費が多い野菜。ホクホクとした食感、独特の甘味はユリ根ならでは。

 主な成分はでんぷんで、血圧を下げる働きのあるカリウムや、整腸作用のある食物繊維も豊富に含みます。

 選ぶ際は表面が白くてつやがあり、ずっしりとした重みのある物を。また、鱗片がぷっくり大きな物を選びましょう。

 花のような形を生かして丸ごと煮る料理もありますが、鱗片を1枚ずつ剥がして使います。剥がす際は根元に包丁で切り込みを入れ、1枚ずつ丁寧に。黒ずんだ部分は削り取りましょう。鱗片をばらした「かきゆり根」は真空パックなどで売られ、手軽に使うことができます。

 保存は丸ごと、おがくずが付いたままポリ袋に入れて冷暗所で2~3週間持ちます。鱗片をばらした物は、傷みやすいので早めに使い切りましょう。使い切れない場合は、ゆでる・蒸すなど加熱してから冷凍保存することもできます。火を通し過ぎると煮崩れるのでゆで過ぎないよう注意しましょう。

 丸ごと含め煮にすると華やかなお正月の一品へ。ほっくりとした食感を生かして、あえ物や吸い物、炒め物、茶わん蒸しの具の他にも、きんとんや天ぷらにするのもお薦めです。

 

ユリ根の梅あえ

ユリ根の梅あえ

材料

(4人分)
ユリ根 2個(200g)
ミツバ 20g
梅干し 中2個(20g)
A だし 大さじ1
砂糖 小さじ1/3
小さじ1/2

作り方

(1人分59kcal)調理時間15分
1 ユリ根は、根元に包丁で切り込みを入れ、1枚ずつ剥がします。2~3分ゆで、ざるに取って冷まします。
2 ミツバはゆで、2cm長さに切ります。
3 梅干しは種を取り、梅肉を刻んでAと合わせます。ユリ根、ミツバをあえます。

撮影:大井一範

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