JA自己改革は組合員の信頼と共に・生産者と一緒に新ブランド開発も・JA佐渡自己改革パワーアップ大会で活動実績発表【JA佐渡】
2018.01.22
JA佐渡は13日、自ら設定した改革の完遂に向けて佐渡市で2017年度JA自己改革パワーアップ大会を開いた。生産者部会長連携会議の代表者、同JAやJA新潟中央会・連合会の役職員ら約200人が出席した。地域農業の担い手に出向くJA担当者(愛称TAC=タック)や営農指導員が提案・活動の実績を報告。窓口対応のロールプレイングも発表し、情報を交換して研さんを深めた。
実績発表では、佐渡米品質向上と複合営農の実践やゲノミック評価による和牛改良の取り組み、農機巡回といった取り組みの内容を発表。最優秀賞は、「冷蔵柿ブランド化への挑戦」について報告をした園芸振興課の栗津直人さんが輝いた。営農企画課の土屋淳一係長の「長畝生産組合未来プロジェクトの取り組み」が優秀賞となった。
ロールプレイングでは、窓口における水稲栽培技術指導や農業機械修理対応、所得向上に向けた園芸提案と事業承継について相談対応を実演。TACグループが最優秀賞を受賞した。
審査員長を務めた全農にいがた担い手・営農支援部の加藤雅之部長は「受賞した発表は、組合員との信頼関係を基盤として所得向上に取り組んだ先行モデルだ。実践から実績につながることを期待する」と講評した。
同JA経営管理員会の斎藤孝夫会長は「JA改革は日常的に取り組む課題だ。多様な課題を発掘し、広い視点で役職員一丸になって取り組もう」と激励した。
活動実績の発表で表彰を行ったパワーアップ大会